葉酸サプリは合成?それとも天然の葉酸サプリを摂取するべきなの?

葉酸はビタミンB群の一種で、ほうれん草や小松菜、ブロッコリーなどの野菜や大豆、納豆、のりや昆布に含まれています。
野菜などは熱に弱いため、調理方法によっては葉酸が十分に摂取されずに、慢性的な葉酸不足になってしまう可能性があります。
妊活中から妊娠4ヵ月くらいまでは是非とも取りたいのが葉酸ですが、食品で摂取できない場合はサプリメントで補うことも考える必要があります。

 

■葉酸サプリは天然サプリと合成サプリに分けられます。
一般のサプリメントは天然と化学合成を比べると、天然のサプリメントの方が吸収率が高いと言われますが、葉酸に関しては逆で、化学合成の葉酸の方が体内での吸収率が良いです。

 

葉酸天然サプリとは、食品に含まれる食事性葉酸(プテロイルポリグルタミン酸型)です。
葉酸合成サプリとは、栄養強化剤として工業的に製造された合成葉酸(プテロイルポリグルタミン酸型)です。

 

■厚生労働省は合成葉酸サプリを推奨しています。
なぜ厚生労働省が合成葉酸サプリメントを推奨するのるのかというと、合成サプリメントの方が効率よく葉酸が摂取できるからです。
日本で葉酸の必要性が注目を浴びるようになってきたのは、葉酸不足による赤ちゃんの障害リスクが増加傾向にあるという研究報告が公にされた2000年からです。
その後、厚生労働省は妊婦さんに葉酸の摂取を推奨してきましたが、2013年に調査をしたところ、赤ちゃんの障害のリスクは減少していないことが分かりました。
その原因は、葉酸サプリを飲むタイミングの悪さにあったようです。
妊娠してから葉酸を摂取するのではなく、妊娠の可能性がある女性は妊娠する前から摂取し、妊娠初期から妊娠4ヵ月までは厚生省が推奨する、1日当たり400マイクログラムを摂取するのが有効です。

 

 私たちはイメージから、天然サプリメントは安心で合成サプリメントは不安と思いがちですが、天然がゆえに農薬などの有害物質や不純物が混ざる可能性もあります。
しかし、合成サプリメントは不安といった思いを持ったままでサプリメントを口にするのは、妊娠中の不安定な精神状態を更に悪化させることになります。

 

サプリメントを摂取するにあたっては、納得のいくまで調べてからにしましょう。
また、あくまでもサプリメントは、野菜などが十分に摂取できていない場合の補助的なものなので、日頃の食事に両手一杯の野菜約350gは工夫して食べるようにしましょう。